仮想通貨の流行に後れるな!仕組みを簡単に解説します!

今、TVやCMでも話題の仮想通貨。

芸能人がいくら損した、儲けたなどSNSなどでも呟いていますよね。

でも仮想通貨ってそもそもどんなもので、どういった仕組みで成り立っているのでしょうか。

これがわからないと中々手を出しづらいですよね。

そこで、仮想通貨に興味はあるけれど仕組みがわからない、という方に簡単に説明しちゃいます。

仮想通貨とは

そもそも仮想通貨とは一体どのようなものなのでしょうか。

歴史や今ある種類について解説していきます。

はじまり

仮想通貨という考え方が登場したのは2008年だと言われています。

Satoshi Nakamotoと名乗る人物がインターネット上で論文が提唱されたことがきっかけです。

その提唱からわずか三ヵ月後の年が明けた2009年の1月に論文の中にある理論を実現するための研究とソフトウェア開発が行われます。

こうしてビットコインが生まれたのです。

そして2010年にはビットコインが取引開始され、その一年後の2010年には両替可能な取引所が生まれます。

ちなみに最初の取引内容ですが、あるエンジニアが「一万ビットコインとピザを交換してほしい」この一言がきっかけだと言われています。

そして本当にピザと一万ビットコインが交換されビットコイン初めての取引が行われたのです。

推移

実は2014年、2015年は低迷期と言われ仮想通貨のサービスは拡大する一方、価値はなかなか上昇しませんでした。

ところが2016年に入るとビットコインのフォークとなるビットコインクラッシックが公開されたことをきっかけに価値が上昇し、2017年には多くの仮想通貨の価値が上昇しました。

そのため、2017年9月には中国政府が自国通貨の流出を防ぐため取引規制を強化しています。米国では米銀JPモルガン・チェースのダイモンが、同行のトレーダーが「ビットコインの取引を行ったとしたら解雇する」などと発言しています。

これらが影響して、価格が大幅に下落しましたが、現在では急激な値下がりをはさみながらも長期的には右肩上がり上昇を続けている状態です。

このことから仮想通貨は投資におすすめだと言われているのです。

現在ある種類

ビットコインやイーサリアム、リップルなどは聞いたことある方も多いと思いますが、実は仮想通貨はかなりの数があり、2018年現在で約1600種類近くあると言われています。

今後も新たな仮想通貨の登場はもちろん、三菱UFJ銀行によるMUFGコインや、南米ウルグアイが試験発行したeペソなど、大企業や中央銀行による仮想通貨の発行が増えていることから、その種類は益々増加していくと考えられています。

仕組み

それでは仮想通貨とはどのような仕組みのもと成り立っているのでしょうか。

法定通貨との違い

まず私たちが普段使っている日本円ですが、これは日本政府が発行している「法定通貨」です。

国が発行した通貨は日本銀行などの金融機関から企業、金融機関に融資や投資されて流通します。

このように法定通貨は国が管理しているのに対し、ビットコインなど仮想通貨は「中央管理されていない」という違いがあります。

日本円のように従来の銀行システムでは中央サーバーに集中させている取引データですが、ビットコインのように仮想通貨はP2P接続された各コンピューターに分散させて保管しています。

このP2Pとは、各コンピューターがデータの提供・要求を行う自律分散型のネットワークモデルのことで、このP2Pで分散管理されているので非常に安全性の高いものになっているのです。

例えばビットコインだと参加しているコンピューターは数百万台以上あるので、全て同時にハッキングしなければ取引データを破壊したり盗んだりでは不可能なのです。

そういった意味では一か所にデータが集中している法定通貨よりも安全性はあるのです。

電子署名

次に説明しなければならないのが「電子署名」というものです。

ビットコインをはじめ仮想通貨では、誰から誰かに通貨を送りました、という電子的な取引証明書を使うことによりお金のやり取りが行われています。

電子署名は最初に「秘密鍵」と「公開鍵」を作成されることで始まります。

秘密鍵と公開鍵どちらか一つでも欠ければ電子署名は行う事ができません。

秘密鍵はランダムな文字列を利用する事によって作成されますので、秘密鍵を推測する事は誰もできません。

つまり本人のみが知る事になり、そこに取引データをかけ合わせることで署名がされます。

秘密鍵が作成できたら公開鍵が作成されます。

続いてその公開鍵を皆に公開します。

例えばAさんがBさんに仮想通貨を送りたい時、公開鍵が「abc」だとします。

Aさんは署名した「取引データと秘密鍵」と「取引データ」単体をBさんに送ります。

Bさんはその「取引データと秘密鍵」と「取引データ」単体と公開鍵である「abc」をある演算の中に通します。

秘密鍵と公開鍵は対になっているので「取引データと秘密鍵」が本当にAさんの署名した「取引データと秘密鍵」かどうかが分かるのです。

つまりこれでAさんのみが署名をでき且つ署名を他の取引データに利用できない、という「電子署名」が行われることになるのです。

ブロックチェーン

次がブロックチェーンという技術です。

これはさっきのトランザクションを記録している台帳のことです。

いくつかのトランザクションをまとめたものをブロックと呼び、それがたくさん連なっているのでブロックチェーンと呼ばれています。

上記で説明した電子署名技術によって、トランザクションが正当かどうか確かめることが出来るので、正しくないものはブロックチェーンに書き込まれることはありません。

つまりブロックチェーンに書き込まれた今までの取引を参照することにより、自分がどれだけの通貨を持っているのかが分かる仕組みになっているのです。

ブロックチェーンは利用している世界中の人が保管しているデータなのでデータが失われることはまずありません。

マイニング

最後に説明したいのは「マイニング」というものです。

これは世界中の人が取り組む計算作業のことを指し、これによりブロックチェーンの改ざんが不可能になっているのです。

このマイニング作業は各ブロックに対して行われ、OKが出た時の値はそのブロックに記録され、値が記録されたブロックは今までのブロックチェーンに繋がれるのです。

値探しに成功した場合には仮想通貨で報酬が与えられるので多くの人が競い合ってマイニングを行っています。

そして改ざんをした場合、この値探しをもう一回やらなければならないのです。

この値探しの計算作業は、世界中の多くの人たち、コンピューターが競い合ってやっていることなので改ざんは実質的に不可能になるのです。

盗まれる可能性

上記でブロックチェーンはデータを失われることも、改ざんされることもないとわかりましたが、これだけで安全とは実は言えません。

仮想通貨は盗まれる可能性があるのです。

例えば秘密鍵を漏らしてしまった、あるいはハッキングなどで盗まれてしまった場合、簡単に資産を盗まれてしまいます。

そのため仮想通貨を扱う上で秘密鍵の管理は非常に重要です。

セキュリティには細心の注意を払う必要があります。

取引する上での注意

最後に仮想通貨を取引する上での注意についてもご説明します。

損失の可能性

仮想通貨は 全般として値動きが激しく、時には投資で大損する可能性もあります。

もちろん大儲けする可能性もありますが、逆に大損する可能性もあるので予め仮想通貨投資をする上でこのリスクを認識して行わなければならないのです。

また初心者の場合は、購入する額を少額にし、ある程度慣れてから本格的に投資を行うのが望ましいです。

手数料がかかる

ビットコインはじめ仮想通貨を使用する際には手数料がかかります。

そして先ほどのブロックに記録される取引は、送金手数料を多く支払うほど優先して処理されます。

そのため少額決済を繰り返した場合には手数料がかさんでしまい、コストが膨らんでしまします。

手数料で損をしてしまうということも珍しくないので、取引の仕方は考えなければなりません。

まとめ

どうでしたか、仮想通貨の仕組みは理解できましたでしょうか。

このように私たちが日常的に使っている通貨と仮想通貨は、全く性質の異なる通貨なのです。

その分リスクももちろんありますが、メリットもたくさんあります。

仮想通貨の仕組みがわからず、手が出しづらかったという方はこれを機会に考えてみてはいかがでしょうか。