実は危険もある!仮想通貨投資で気を付けたい4つの罠って何?

仮想通貨投資は、一時期投資しさえすれば確実に儲かるように言われていました。

最近ではそんなに緩い傾向ではなくなってきていますが、それでもまだまだ楽観視している方が多いです。

でも、実は仮想通貨投資には罠がたくさんあります。

それを知らずに投資を進めていくのは危険なのです。

ここではそんな、仮想通貨投資における4つの罠について紹介していきます。

ICOにはリスクがたくさんある

まず一つ目の罠が、ICOです。

ICOというのは、株式でいうところの、新規株式公開と同じようなものです。

つまり、上場前にその仮想通貨を買うことができるのです。

そして上場後、すぐに売れば大体の場合で儲けることができます。

だから、ICOは仮想通貨投資をしている方にはすごく人気です。

しかも仮想通貨の値上がりは、ほかの投資商品と比べるとはるかに幅が大きいです。

なので、たとえば上場時には10倍くらいになっていることも全然あり得るのです。

株式では高くても2倍以下である場合がほとんどですから、それと比べるとかなり値幅です。

しかし、そこに罠が潜んでいるのです。

詐欺である可能性もある

そもそも仮想通貨のICOは、取引所を通していないことも多いです。

仮想通貨の利点はそこにあります。

つまり、個人対個人で取引ができるのです。

でも、個人対個人の場合には、たとえば、支払いをした後に、きちんと仮想通貨をくれるかどうかの保証がありません。

だから、ICO分のお金を払ったけれど(正確には支払いは仮想通貨で行う)、その分お金をもらえないという事件も世界中で起こっています。

しかもその金額は、決して安いわけではありません。

というのも、ICOの最低金額は、1イーサリアムくらいであることが多いのです。

1イーサリアムは、もちろん時期にもよりますが、2018年春の価格帯でいえば、5万円から10万円くらいになります。

もちろんこれも株式のIPOと比べるとはるかに安いですが、それでもこれだけの金額を損してしまうのはいただけません。

なので、ICOには注意しないとならないのです。

一番確実なのは取引所を通すこと

一番確実なICOの方法は、取引所を通すことでしょう。

取引所を通しているICOだって、たくさんあります。

ICOをするほうにしても、そのほうが仮想通貨投資をしている人の目につきやすいというメリットがありますから。

そして投資するほうにしても、取引所を通していれば、少なくとも自分だけしかそのICOについて調べていないということはなくなるので、安心できます。

取引所自体も調べていて、怪しいものはさせないでしょうし、そして何より投資する側のユーザーもたくさん調べます。

だからネット上で情報を仕入れやすくなるのです。

ICOをするならば、そうして少しでも安心できる環境でしないとなりません。

人の意見が入りすぎること

仮想通貨の罠として、人の意見が入りすぎてしまうということも挙げられます。

最近の仮想通貨の盛り上がりは、はっきり言って少し異常です。

たとえば、オプション取引と言われても、意味がよくわからないという方はかなり多いはずです。

そもそも名前すらも聞いたことがないという方もいるかもしれません。

しかし、仮想通貨の場合はどうでしょうか?

投資商品に全く興味がない方も、まず確実に名前を聞いたことはあるでしょう。

それだけの盛り上がりがあるのです。

でもそこに罠があるんです。

たくさん盛り上がれば、いろいろな情報が出回ります。

だから、その情報がどうしても耳に入りやすくなるのです。

でもそれに流されてしまうのは危険です。

根拠のない情報が多い

仮想通貨には、今のところ風説の流布などの罰則がありません。

だから、あることないこと何を言ってもよいのです。

「あの仮想通貨が上がる」とか、「この仮想通貨が下がる」とか、そういうことまで自由に発言しても、現状では問題ありません。

実際にそういう意見は多々見かけます。

それが危険なのです。

あの仮想通貨が上がるといわれればそれを買って、下がるといわれればそれを売って、そんな風に周りの意見に流されて行動していると、9割がた損をします。

そもそも仮想通貨の上がり下がりは、かなりばくち的なところがあります。

こういう理由で上がると最もらしい理由をつけて上がるといわれていても、あとで見たら逆に下がっていたということなんて多々あるのです。

だから、あまりそういう意見に流されず、自分で判断していく必要があります。

税率が高いのも罠

仮想通貨は、最大の税率がすごく高いというのも、罠の一つでしょう。

仮想通貨の取引利益は、雑所得扱いになります。

雑所得というのは、最大税率が55パーセントになってしまうのです。

でも、株式などの取引の場合は、一律で20パーセントになります。

最近ではそれに復興特別所得税が加算されますが、それでも、22パーセントちょっとです。

そう考えると、仮想通貨の取引にかかる税金は異常に高いです。

もちろんこれから先、法整備が進み下がっていく可能性はあります。

しかし現時点でいえば、仮想通貨取引にかかる税金はこれだけ高いのです。

稼がなければもっと安い

ただ高いことには間違いありませんが、常にこれだけの税金がかかるわけではありません。

これはあくまでも、最大の税率です。

全然稼げなければ、所得税5パーセント、住民税10パーセントになります。

なので、一見すると株式取引よりも税金が安くなるように見えます。

しかし、株式取引には、NISAなどの非課税プログラムがあります。

NISAであれば、毎年一定額が非課税になるので、仮想通貨の取引よりもはるかに税金はかからなくなるのです。

どうせあまり稼げないのであれば、その点では株式取引のほうが効果的になります。

流れに乗ってしまう罠

仮想通貨の値上がりのスピードは、ほかの投資商品とは比べ物になりません。

だから、値上がりしていたら、ついついそれに乗ってしまいたくなります。

実際にそれに乗ったとしても、値上がりし始めですぐに乗ることができれば、高値掴みしてしまう可能性はそこまで高くはありません。

うまく乗りこなせれば儲けることはできるでしょう。

でも、高値つかみになる可能性はあるのです。

なので、リスクをケアしたいならばそれには乗るべきではありません。

でも、人は自分だけが得できないことを極端に嫌う生き物です。

だからついつい乗ってしまいたくなる。

なので、それには注意が必要なのです。

大きく上げれば大きく下げる

仮想通貨の場合は、現状かなりの確率で、大きく上げた後にすごい勢いで大きく下げます。

そしてしばらくその数字に戻れないものなのです。

だから、高値づかみしてしまうと身動きが取れなくなることがあります。

それでは取引にさらに資金を投入するしかなくなり、ますますリスクが高くなってしまいます。

そうなるのはやはり避けたいところです。

なので、勢いがある仮想通貨には手を出さない、そもそもチャートも見ないと決めておくのがおすすめです。

見てしまうとどうしても買いたくなりますから。

まとめ

仮想通貨では、儲け話がたくさんでてきます。

そして儲けられそうな空気もいたるところで感じるでしょう。

でもその多くには罠が潜んでいます。

仮想通貨投資をするのであれば、それは忘れないようにしないとなりません。

それさえ忘れないようにして、慎重に勝負をしていけば、仮想通貨投資で負けることはそうそうないでしょう。